Dream Theater and Queensryche Live in L.A.


Updated:9/24/03

2003年7月24日、Los AngelesにあるUniversal Amphitheaterにて、夢のコラボレーション、Dream Theater (以下DT) とQueensryche(以下QR)のLiveが行われた。 この"一粒食べて、二度おいしい!"ライブの行われたUniversal Amphitheaterは、日本でも有名なUniversal Studioの側にあり、普段でも大勢の観光客でにぎわう所である。

この日は普段よりも人手が多く、ロックファンと一目瞭然の格好をした長髪の若者達から老夫婦までが、会場へと向かって足を走らせていた。会場の中にはいると、Goods Standはもとより、いたるところにDrink StandやFood Standが立ち並び、皆ビール片手にLiveが始まるのを待っているといった感じであった。日本とは違い、飲み物OK, カメラ持ち込みOK で、カメラの調子を見ているものも中にはいた。ここが私の座った席があるSection

会場の中は想像していたより広く、4つ、大きなスクリーンが備え付けられていた。右、左に一つずつと正面に2つ。私の席は丁度右側よりで、舞台上の人間の顔まではっきりとは見えないくらいの距離だったので、このスクリーンが後から非常に役立つ物になった。

丁度席に着いて20分程した時、会場が暗くなり始め前座のFates Warning (以下FW)が登場。彼らが演奏をし始めた時は、正直、まだ人もまばらな感じではあったが、今日のこの日を楽しみにしてきた観客達にエンジンが掛かり始めたのがわかった。彼らのSet Listは次の通り:

  • Disconnected, Pt.1 (tape)

  • One

  • A Pleasant Shade of Gray, Pt.3

  • Pieces of Me

  • Point of View

  • Life in Still Water

  • shut DOWN (OSI excerpts)

  • Monument

Fates Warningの名前は聞いてはいたが、彼らを聴いたのがこれが初めて。同じ前座とはいえ、さすがDT&QRのOpening をやるだけの事はあって、なかなかの迫力と奏でる魅力的な旋律で皆を圧倒させていた。途中盛り上がりを見せたのが、"Life in Still Water"。何と、ひょっこりとJames LaBrieが登場し、ドラムを叩き出すじゃないか!!LaBrieの思わぬ登場に会場は興奮し、一瞬、前へと客全体が動いたかのような錯覚を目にした。"Life〜"の後、手を振りながら去るLaBrieと入れ替わるように登場したのがMike Portnoy。Ray Alderとハグした後、歌いだした曲が"shut DOWN"。会場は一気に盛り上がり、"夢じゃいよ、これから始まるLiveは"、といわんばかりのOpeningになった。

Fates Warning Mike Portnoy & Ray Alder

FWが終了後、約15分間休憩に入った。この間に、多くの観客が席に着き始め、会場一階は満席になり二階の後ろの方が少し空席あり、という状態になっていた。客入りもピークに達した頃、会場が暗くなりはじめた。外にいた客達も一気に会場内へ駆け込みだし、DTが現れる瞬間を固唾を呑んで待っていた。4つの巨大スクリーンもONになり、いよいよ!という雰囲気の中、DT登場!その瞬間、客席は総立ちになり、歓喜で会場一杯になった。DTのSet Listは次の通り。

DT 登場!

  • Metropolis Pt 1

  • Overture 1928

  • Strange Deja Vu

  • Only A Matter of Time

  • Misunderstood

  • Another Day

  • A Mind Beside Itself

  • Erotomania (Instrument)

  • Voices

  • The Silent man

  • Diary of A Madman (Ozzy Song)

  • Pull Me Under

Mike Portnoyの顔がアップに映し出されたスクリーン(正面右側)個人的にアルバム"AWAKE" が好きでよく聴いていたので、Erotomania, Voices, The Silent manのこの3曲が立て続け演奏された時はスゴク感動したのを覚えている。他の人の話では、結構Liveの時はMike Portnoyの声がでてなくってがっかりといった話を聞いてはいたが、いやいや、今回のLiveでは、CD顔負けの歌声を披露してくれ、さすがDT、大御所の醍醐味という物を思う存分味合わせて頂いた。スクリーンにはメンバーの顔がアップされる以外、時折、プロモビデオも流れ、目のやり場がないとはこの事、あっちを見て、こっちを見て、その間に写真を取ってと、DT演奏中はこちらも休む事無く動いていた。観客の中にはJames LaBrieを崇拝しているのか、彼の動きに合わせてドラムを叩く真似を演奏中ずっとしている人もいたりして、何処を見ていても楽しいもであった。余談ではあるが、KeyboardsのJordan Rudessは、髪をMetropolis pt 2: Scenes from A Memoryのカバーイラスト剃った(切ったんじゃないね、あれ)ようで、つるつるであった。Jordan使用のKeyboardsであるが、これが横に360度回転するように仕掛けてあり、曲によって、前を向いたり、横を向いたり、チョットお茶目に一周しながら弾いたりと、ちょっとした演出もしてくれていた。会場に来ていたPrymaryのKeyboards,Smileyも、気に入ったのか、"あれ、いいなあ。俺もああいう風にしたいなあ"と言っていた。しかし、かなり広い舞台じゃないと、Keyboardsの360度回転は難しいだろう。さすが、DTクラスになると、何でありなのだ。

アンコール曲ではOzzyの曲を歌ったDT。何となく"意外"と言う感じを受けたのは私だけだろうか?!私個人がOzzyに執着してないからだろう。アンコール曲ラストの"Pull Me Under" は、会場で大合唱!濁声も混ざりながらの"Pull〜Me Under 〜、 Pull〜Me Under 〜"を、DTも楽しげに聴きながら演奏していた。DTとの一体感までも経験でき、本当に私はLuckyであった。

盛り上がる会場 つるつる

上の写真と比べてみて。キーボードの位置。わかるかな?

DT全員でお客に一礼!

約2時間ちょっとのDTの演奏の後は、さすがに私も喉の渇きを覚え、QRのライブ開始までの20分間の休憩中に水を買いに行った。同じ事を考えてる連中が長ーい列をどのStandでも連ねておりビックリ!余談であるが、その時、REDEMPTIONのNick van Dykと偶然会い、挨拶を交わす。その後、席に戻るとPrymaryのドラムのChrisがひょっこり私と私のハズ(夫ね)の前に現れ、"隣に座ってた老夫婦がDTの後、帰っちゃったからQR見るなら、席、移らない?!空いてるよ"と声を掛けてくれ、今度は真正面の先ほどよりは良い席へ移った。これまたLuckyである。さっきまで座っていた席に比べ、周りの人も若い人が多く、QRが登場した瞬間からえらい盛り上がりを見せていた。QRのSet List は次の通り:ブルーのライトで照らされたステージ。QRの登場を待つ。

  • Open

  • NM156

  • Screaming In Digital

  • I am I

  • Damaged

  • Desert Dance

  • Jet City Woman

  • Empire

  • Silent Lucidity

  • Anarchy X

  • Revolution Calling

  • Speak

  • Eyes of A Stranger

  • Walk in the Shadows

  • Best I Can

会場が薄暗くなり、ステージがブルーのライトで照らされだすと、観客も総立ちになり、"ウオ〜"と言う歓喜が波打つように会場一杯に広がった。そこへQR登場!DTの時とはガラっと雰囲気も変わり、曲を3曲立て続けに演奏。私の前と後ろのQRファンが 振り上げる腕に当QR登場!たらないように、デジカメをパシパシとっていた私である。あまりQRに詳しくない私だったので、どの曲もほぼ初聴きといった感じであった。何曲かは、TVやラジオでたまたま耳にしていたというものがあり、この時初めて誰の曲かがわかったという有様。イヤーおハズカシヤ!

曲のリストを見ていただくとわかるが、今回演奏した曲は、QRファンがアルバムBEST 3と挙げるであろう"Promised Land, Empire, そしてOperation Mindcrimの中からのものばかり。ファンにとってはきっとたまらないものだったであろう。私も一曲、大好きな曲があり、それが流れた時は感動してデジカメのシャッターも切るのを忘れて聴き入ってしまった!それは"Silent Lucidity"。優しい歌詞にぴったりの緩やかな風のような曲。これを聴くたびに、森の中の湖水がゆっくり風に揺れるシーンが頭の中に広がる。ホッとするような、昔、小さい頃に聴いた事のあるような曲。それがこのSilent Lucidity である。この時ばかりは、皆、静かにゆっくりとこの曲をかみ締めるかのように聴き入っていた。

"I am I"の演奏中に流れていたビデオがスゴク印象的であった。初めタイトルを聞いた時は"I am eye"と思い込んでいたのは、QRをよく知らない私だけだったのだろう。画像と演奏がよくマッチしていてえらく印象に残った一曲Eyes である。"Jet City Woman" を歌う前のMCで、Geoff Tateが、"俺達、シアトル出身なんだけど、シアトルは別名、Jet Cityと呼ばれてるんだ。この曲のタイトルは、そんなところからついたんだ"と言っていた。お〜知らなかった!DTの時はあまりMCがなかったが(と、言うか、殆ど記憶にない。全くなかったかな?)Geoffの言うちょっとした事がまた、このバンドの演奏を楽しく聴ける要素になっていた。DTの時とはまた違った勢いとギターの奏でる旋律が頭の中でラストのEyes of A Strangerまで鳴り響いていた。席を変えたからだろうか?周りの興奮状態も一段と肌にしみた。周りが男ばっかりだったからか、汗臭さと濁声で叫ぶ"YOU ROCK!"が私の頭上を飛び交っていた。 アンコール曲はこちらも2曲で、"Walk in the Shadow"と"Best I Can" であった。このBest I Canであるが、この歌詞を聴いた時、今まで会ってきたLocal Musician達の事を思い出してしまった。皆、音楽で飯が食ってけるように願って、毎日練習明け暮れ、好きでもない仕事で金を稼ぎ、でっかい夢のために、金をかけてまでもライブを行っている。うまくいかない事が多く、時には悲観的になっている者もいた。デモ、皆、Best I can!なのである。たくさんのMusiciansがこのライブに来ていた。きっとこのラスト曲は心にしみる曲になった事であろう。

正面から見たステージと4つのスクリーン スクリーンに映ったGeoffのアップ
Thank you LA! 観客総立ち!

 

QRのライブ終了後、休憩と言うより、チョット間があり、いよいよ大ラスのDTとQRによるアンコールが始まった!彼らが登場する前にスクリーンに映し出されたDT&QRのBANDロゴ。これが出た瞬間、"ウオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!"と、会場一杯に響き、そこへDTとQ DT&QR,豪華版アンコール!Rの両BAND登場!今まで以上の盛り上がり、そしてこんな夢のような二組のBANDの豪華共演が始まる!と言う興奮が一気に会場内に広がった。全部で4曲のアンコール曲は、次の通り:

1. Comfortably Numb (ピンクフロイド)

2. Peruvian Skies (Dream Theater)

3. Take Hold Of The Flame (Queensryche)

4. Won't Get Fooled Again (the Who)

見ていて一番面白かったと言うか、"すごい!"と思ったのが、ドラムス。2台のドラムを二人のドラマーが叩いてる訳であるが、これがまた、リズムも動きも何とも全てぴったり!(当たり前か!)でもこれが、見ていて気持ちいい!めちゃ楽しシ〜(笑)。双子のごとく、寸分違わないリズムと全く同じタイミングで体を揺さぶっている二人。写真を取っては見たが、チョット解かりにくいかも?!後、全曲、二人のボーカルがハモり、ハモられながら歌っていたが、まさに、夢心地状態で二人の歌声を聴いていた。この二人の全く違った声質がかもし出す、今まで聴いた事のないハーモニー。観客がそれに酔いしれ、時には、一緒に歌を口ずさんでいた。

アンコール4曲はあっという間だった。そう感じたのは、私だけではなかったであろう。鳴り止まぬ拍手と歓声の中、このDream Theater と Queensrycheのメンバーは大きく手を振りながら、舞台から姿を消した。また、こんな夢のような共演が見れるんだろうか?もし、また次の機会があるのなら、今度はWorld Tourにもでてもらいたい物だ。だって私がこのライブで感じた事を、このページで書いてみた所で、半分も伝える事が出来ないから。

アンコール! QRとDTで〜
二人仲良く、 リズムを取る!
僕が歌って 君がハモる
どうもありがとう〜

またね〜

 

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